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見学コース : ダ・ヴィンチ・コード:ルーヴルを散歩する-フィクションとノン・フィクションの間で-

<strong>パオロ・カリアーリ、通称ヴェロネーゼ<br></strong><span  class=txtLegende>《カナの婚礼》<br></span>1562-1563年<br>Inv. 142<br>絵画
パオロ・カリアーリ、通称ヴェロネーゼ
《カナの婚礼》
1562-1563年
© R.M.N.
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《カナの婚礼》

コメント

このヴェロネーゼの絵画は、ルーヴルで最もサイズの大きな作品です。来館者の中には、この絵のテーマをミラノのサンタ・マリア・デッレ・グラッツェ教会の食堂の壁にレオナルド・ダ・ヴィンチが描いた《最後の晩餐》と混同する方もいます。この二作品は、ともに新約聖書中の最も有名な二つの食事の場面を描いたものです。《カナの婚礼》には、婚礼の饗宴と、水をぶどう酒に変えたイエスの最初の奇跡が描かれ、ミラノのフレスコ画では、イエスと使途たちの最後の晩餐が描かれています。《カナの婚礼》は、福音書に書かれている出来事と1560年代のヴェネチアの上流社会の婚礼とを混ぜ合わせて描かれた作品で、驚くようなディテールがあちこちに隠されています。なぜヴェネローゼは、結婚指輪を簡素化したモチーフを右側の召使の光沢のあるチュニックに描いたのでしょうか?右の会食テーブルの中央あたりで上の方を見ている黒い衣装の人物の頭は、なぜ画布に直接描くのではなく、貼られているのでしょうか?そして、息子イエスの隣に座っている聖母マリアは、目に見えないグラスをもっているようですが、なぜでしょうか?こうした疑問には、正解だったり不正解だったり、様々な答えを与えることができるでしょう。たとえば、「貼られた頭は、以前そこに描かれていたが、亡くなってしまった人物の後継者の頭である。」正解です。また、勝手な解釈もあります。「聖母マリアは、見つからない聖杯を象徴的に守っている。」

絵画の数だけ、解釈の数があるのです。『ダ・ヴィンチ・コード』は《最後の晩餐》を独自の方法で解読していますが、この作者は、小説家として、芸術作品の描写に小説的な解釈というものを選択したのです。


ルート
ヴェロネーゼの《カナの婚礼》の向かい(『ダ・ヴィンチ・コード』では、ボッティチェリの大型絵画の向かいだとされていますが)にあるのが、言わずと知れた《モナ・リザ》です。
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